リサイクルビジネスに関わらず事業の成長の基盤となる「店長」
その店長が会社の方針を理解しどのように現場で働くかであなたのビジネスの成長度合いが変わると言っても過言ではありません。
今回はそんな大事な店長の仕事についてお伝えしたいと思います。
目次 -コンテンツ-
1.経営方針を実現する
店長の最大の役割は、経営理念を店舗(現場)という事業の最前線の場所で、実現することです。
経営者がどんなに一生懸命に経営理念を掲げても、最前線の現場で店長を中心にスタッフが一丸となり顧客に対する実際の行動として実行できなければ、何も意味がありません。
その為に店長は事業方針を現場で共有し実現する為の仕事をしなければなりません。
その為『会社の方針を理解しその方針と現場との差異(問題点)の分析』は必須です。
方針に対しての問題点が分からなければ改善の仕方も分からないままになってしまいます。
2.計画で決めた利益を確保する
どんなに素晴らしい企業でも赤字が続いて潰れてしまったら顧客に対して役立つ店とはなりません。
したがって、企業が継続して繁栄するための適正利益を確保することは、店長にとっても重要な使命です。
顧客だけでなくすべての従業員の給与もあなたの店で得た利益から支払っているのです。店長は適正な利益を確保する責任を負っています。
最低限月ごとの損益計算書は分析・活用できるようになりましょう。
3.顧客満足度を最大にする
『全ての仕事の主語はお客様』
商売のあるべき姿をこれほど明確に示した言葉はありません。
店長は適正利益を確保する責任を負っていますが、それは顧客満足度を最大にすることを前提にして実現しなければなりません。
4.人材育成に努める
仕組みを構築し『人で圧勝する』
リサイクルビジネスを成長させる為には店長はまず初めに仕組みやルールの構築に時間を使いましょう。
その後その仕組みやルールの中で最大限のパフォーマンスを実現出来る人を育てましょう。
事業としては規模の拡大により経営基盤を安定させます。企業規模の拡大(多店舗展開)のためには、人材を育成することが不可欠です。
したがって、店長は常に次の店長を育成するという心構えを持って、日常の部下指導にあたらなければなりません。
5.任された店舗で起こる事すべてに責任を持つ
店を1つ運営するだけでも様々な事が起こります。
査定のミスやスタッフの遅刻欠勤、発送ミスや誤入金、地震、盗難など本当に様々な事が起こります。
店長は店で起こる人の問題、物・金の問題など本当に店で起こるすべての事が自分の仕事と思って対処するようにして下さい。
7.店長はスタッフの意見を吸い上げる
店長は、スタッフの意見を吸い上げるのが仕事です。
つまり、自分ひとりで仕事をするのではなくて、スタッフと一緒に良いチームワークを築いて仕事をすることが大切です。
ひとりの力などたかが知れています。
総力を結集するためにはスタッフの意見を取り入れて、スタッフのモチベーションを高めることにより業績を向上させることが業績アップには重要です。
8.店長は情報発信者(報告連絡相談)であれ
店長の1番大事な役割は『店舗方針』を実現する事。
その為にも自ら情報発信者でなければならない。
日々のコミュニケーションから業務日報、ミーティングに至るまで自らの言葉で話して伝える事が重要です。
まとめ
以上8つの店長業務のポイントについて解説いたしました。
再度確認いたしましょう。
- 経営方針を実現する
- 計画で決めた利益を確保する
- 顧客満足度を最大にする
- 人材育成に努める
- 任された店舗で起こる事すべてに責任を持つ
- 店長はスタッフの意見を吸い上げる
- 店長は情報発信者(報告連絡相談)であれ
以上8つの事を意識して店長を育成するようにして下さい。